インドネシアでも洗濯機や乾燥機の分解洗浄サービスが提供されています。
本記事では、その概要やメリット、費用の目安、個人でできる対策などをご紹介いたします。
1. よくあるトラブル
お客様からお問い合わせの多い洗濯機・乾燥機のトラブルには、以下のようなものがあります。
– 洗濯物に汚れカスが付着する
– 嫌なニオイがする
– 異音がする
– 乾きが悪い
– 水漏れが起こる
これらは、洗濯槽内部やドラムの隙間に溜まった洗剤カス、カビ、水垢などが原因となっている場合がほとんどです。
2. 分解洗浄のメリット
分解洗浄(オーバーホールクリーニング)を行うことで、以下のような効果が期待できます。
・手の届かない部分まで徹底的にクリーニングできる
洗濯槽の外側やパルセーター裏、ドラムと本体の隙間など、普段手が届かない箇所に付着した洗剤カスやカビ、水垢を除去できます。

・ドラム式の乾燥性能が向上する
ドラム式乾燥機では、内部の汚れが乾燥効率を低下させることがあります。分解清掃により熱の伝わりが良くなり、乾燥時間が短縮されます。
・電気代の軽減
汚れが原因でモーターへの負荷が増すと消費電力が上がります。内部をキレイに保つことで、電力効率も改善され、光熱費の節約につながります。
・故障の予防
定期的に分解洗浄を行うことで、異物や汚れが原因となるパーツの摩耗や故障を未然に防ぐことができます。


3. 分解洗浄の参考費用(インドネシア)
※メーカーやモデルによって費用は変動しますので、あくまでも目安としてご参照ください。
– 縦型洗濯機
– 費用:Rp 300,000〜500,000
– 所要時間:約2時間半
ドラム式洗濯機(乾燥機能付き 2 in 1)
– 費用:Rp 600,000〜800,000
– 所要時間:約3時間半
日本国内で同様のサービスを依頼すると2万円〜3万円ほどかかることが一般的ですが、インドネシアでは比較的リーズナブルに受けられます。
4. 個人でできるお手入れ方法
日常的にできるセルフケアとして、以下の対策をおすすめします。
・洗浄クリーナーの使用(推奨頻度:1回/2週間)
– 塩素系や酵素系の市販クリーナーを使い、洗濯槽の自動お掃除機能や手動コースでクリーニングを行います。
– 使い方は商品の取扱説明書に従ってください。
・排水フィルターの清掃
– 排水口に髪の毛や糸くずが詰まっていないかチェックし、ゴミを取り除いておきます。
・使用後はフタと洗剤ケースを開けて乾燥させる
– 洗濯後にフタや洗剤ケースを開けたままにし、内部を乾燥させることでカビの繁殖を抑えます。
・糸くずフィルターの定期洗浄
– 洗濯物の糸くずがフィルターに溜まると排水不良やニオイの原因になります。使用後や数回に一度は水洗いしておきましょう。

5. インドネシアの水質について
インドネシアの水道水は、日本と比べるとミネラルや不純物が多く含まれている場合があります。水質の違いが汚れやカビの繁殖を促すこともあるため、以下の対策を検討してみてください。
– セントラル浄水器(全体浄水器)を導入する
たとえば「Fuji Water(フジウォーター)」などのセントラル浄水器を設置することで、飲用水だけでなく洗濯機に使用する水質もある程度改善でき、洗濯槽や衣類への影響も抑えられます。
弊社でもセントラル浄水器の設置サービスを行っております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
6. 弊社サービスのご案内
当社には自社エンジニアがおり、日々お客様のトラブル対応や修理サポートを行っています。
不動産のご契約者様に対しては、洗濯機・乾燥機の分解洗浄(メーカー依頼)手配サポートも提供しております。
– 分解洗浄のサポート(メーカー依頼)
– セントラル浄水器(Fuji Water)設置サービス
– その他、家電トラブル全般の相談窓口
インドネシアでお住まいの皆様が快適に過ごせるよう、機器のメンテナンスも含めてトータルサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
【お問合せ先】
お客様相談窓口
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