インドネシアでのREIT(Real Estate Investment Trust)
インドネシアではREIT はDIREと呼ばれる。(Dana Investasi Real Estat )
一般の投資家から資金を集め、不動産資産、不動産関連資産、および/または現金および現金同等物に投資するために使用される。
運用の為には、金融サービス庁(OJK)からでる規制遵守、一定以上の資本確保が必要。
また、中小企業が行う場合は市場への透明性や信頼確保のために大手企業や大手金融機関との提携、パートナーシップ等が重要になる。
参考:https://www.idx.co.id/id/produk/dire-dinfra
インドネシアでREIT(Real Estate Investment Trust)を運営している代表的な企業
Ciptadana Asset Management
– インドネシアの最初のREITを運用した企業。
「Ciptadana Properti Ritel Indonesia」というREITを提供していて、商業不動産、特にショッピングモールへの投資がメイン。
例:Pluit Village Mall(ジャカルタ)、Grand Kuta Hotel and Residence(バリ島)
Sinar Mas Land
– インドネシア最大の不動産開発企業の一つ。
ジャカルタ市内の商業用不動産への投資がメイン。阪急阪神不動産などの機関投資家も投資をしている。
例:プラザ インドネシア、 PT サラナ ミトラ インベスタ
Lippo Karawaci
– インドネシア最大の不動産企業の一つ。
ヘルスケア施設や商業施設への投資を行うREIT、LMIR Trust を運営。また、「First REIT」というシンガポール上場のREITを通じて、インドネシア国内の病院やヘルスケア関連施設へも投資。
例:Lippo Malls (By Lippo Malls Indonesia Retail Trust) (ジャカルタ、バリなど)
シロアムホスピタル(By First REIT)(ジャカルタ、バリなど)
PT Bowsprit Asset Management
– 「Bowsprit Commercial and Infrastructure REIT」を運営。
商業施設とインフラ関連不動産に投資。
例:Pacific Place Jakarta
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